香里 幸広

「全米球場跡地巡り」に感じるロマン

アメリカ三大都市(ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ)に約14年間駐在。野球場跡地に秘められた奥深さに魅了され、以来、全米の野球史を研究、球場跡地巡りをライフワークとしている。

  • 幻の球場跡地で出会った「ボールパーク・バーガー」

    ミネソタ州ミネアポリスのダウンタウンに、かつてアスレチック・パークという名前の球場があった。この球場は、1889年から96年までマイナーリーグ、ウエスタンリーグに所属したミネアポリス・ミラーズの本拠地だった。1888年までアメリカには38州しかなく、1896年までに7州増えて45州になった。野球界で ...

  • 遊園地に残る1971年メジャー伝説本塁打の爪あと

    ミネソタ州ミネアポリスとセントポールで形成するツイン・シティは、僕が全米の中で最も好きな街の一つだ。ミネソタのツイン・シティといっても、日本人にはあまりイメージが沸かないかもしれないが、この街には魅力がたっぷりある。ここに長く住む日本人の方によれば、「ミネソタ・ナイス」という言葉があるように、ミネソ ...

  • 昭和と阪急ブレーブスと「全米球場跡地巡り」

    僕は阪急ブレーブスが初優勝した年に大阪で産声を上げた。子供の頃から阪急ファンだった父親は、僕を命名するにあたり、当時の監督、西本幸雄氏の名前の一字を借りた。母親が飼っていた黒猫はバルボンという名前だった。かつて阪急でプレイしたキューバ人内野手ロベルト・バルボンのことだ。そんな家庭で育った僕は、物心が ...