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2025.03.11 17:00

iPhoneは次期iOS 19で「この12年で最大の進化」? デザイン刷新の可能性

jackpress / Shutterstock.com

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アップルの歴史上最も劇的なソフトウェア刷新の1つが近づいていると、新たな報道が伝えている。iPhone、iPad、Macのインターフェースを「新世代のユーザー向けに変革する」という内容だ。

ブルームバーグのマーク・ガーマンは、次期ソフトウェアiOS 19におけるiPhone向けの変更点について「この12年間で最大の刷新」と述べている。また、iPadとMacのソフトウェアにも大幅な変更が加わり、「アップルのさまざまなソフトウェアプラットフォームをより一貫性あるものにする」狙いがあるという。

ここで言及されている「12年」とは、2013年9月にリリースされたiOS 7を指している。当時は3Dスタイルのアプリアイコンをレイヤー構造とフラットなイメージに置き換え、スマートフォン業界全体が急速に追随するほどの急進的なデザイン変更だった。

今回も同様に大規模なアップデートになると考えられる。ガーマンは「アイコンやメニュー、アプリ、ウィンドウ、システムボタンのスタイルを更新し、デバイスの操作や制御方法を簡素化する予定です」と述べている。

新デザインは、Vision Proのソフトウェア外観をゆるやかに模倣していると考えられており、特に「円形のアプリアイコン」「半透明のパネル」「影の積極的な活用」が特徴だ。ただし、これらすべての要素がiPhone、iPad、Macに一様に適用されるわけではないようだ。

ガーマンによれば、「今回の刷新の主な目的は、アップルの異なるOS(オペレーティングシステム)の見た目を似通ったものにして、一貫性を高めることです。現在、macOS、iOS、visionOSではアプリケーションやアイコン、ウィンドウのスタイルがそれぞれ異なり、デバイス間を行き来する際に違和感が生じることがあります」という。

それは理解できるが、個人的には異なるデバイス、特にMacに存在する独特のスタイルが好きで、その違いに問題を感じたことはない。共通する色調など、移行を容易にする類似点はすでに十分あると考えている。

それでもガーマンはさらにこう述べている。「アップルはオペレーティングシステムを統合するまでには踏み込みません。他のテック大手が取っている手段ですが、アップルはOSを分離したままにすることで、より優れたMacとiPadを作れると信じているのです」

この大刷新が具体的にどのような形をとるかについては、ほどなく明らかになる見込みだ。アップルは例年どおり、6月上旬に開催されるWWDC(World Wide Developers Conference)の初日にこれらの変更を発表すると思われるので、残りは十数週間程度となる。

forbes.com 原文

翻訳=酒匂寛

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