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健康

2025.01.20 18:15

物価高騰下でも栄養満点のお弁当を 学生考案のスープジャーレシピ

食品の価格高騰が続く昨今、自炊などで「自衛」をしている人は多いのではないだろうか。

サーモスが2024年11月に実施した「大学生のお弁当に関する調査」によると、物価上昇の影響から「食費の支出を抑えたい」と考えている大学生は約9割に上ることがわかった。また、実際に手作り弁当(ランチ)を食べている人にその理由(複数回答可)を聞くと、「食費の節約のため」という回答が76%で最も多かった。市販弁当の購入や外食を避けて、食費をできるだけ抑えようとしていることがうかがえる。

ただ、そこに課題がないわけではない。同調査では、弁当を手作りする上で重視するポイント(複数回答可)を聞いているが、「コスパ(価格)」が63%、「味」が47%、「タイパ(手軽さ、手間・時間がかからない)」が41%と上位を占めていて、食事の大切な基本である「栄養・栄養バランス」は22%で4位となってしまっているのだ。
写真 = 加藤肇

写真 = 加藤肇

この調査結果を受けて、サーモスは学校法人香川栄養学園 女子栄養大学とともに、物価高騰下における大学生の食事をサポートする取り組みを開始している。取り組みの内容は、同大学栄養学部の上西一弘教授(栄養生理学研究室)とそのゼミに所属する学生たちに同社製の真空断熱スープジャーを贈呈し、簡単に作れて野菜やその他の栄養を手軽に摂取できる「スープジャーレシピ」を開発してもらうというものだ。
女子栄養大学栄養学部の上西一弘教授(栄養生理学研究室)

女子栄養大学栄養学部の上西一弘教授(栄養生理学研究室)

レシピの開発にあたっては、「旬でお手頃な食材を使う」「食材の栄養素を丸ごと摂取できる」「保温調理を活用する」という3つのポイントが重視されたという。2025年1月14日には、約70名の学生たちから出された60点以上のアイデアの中から選ばれた2つのレシピが公開された。
写真提供 = サーモス株式会社

写真提供 = サーモス株式会社


かぼちゃとブロッコリーのクリームパスタ」(木村彩乃さん作成)は、かぼちゃやブロッコリー、ベーコン、ショートパスタ、牛乳などの材料を電子レンジで温めてスープジャーに入れるだけという手軽さが大きな特長。冷凍野菜を活用し、ショートパスタは茹でずに保温調理とすることで、パッと作れる時短レシピになっている。野菜使用量は110g、たんぱく質は12.3gと、栄養面にも配慮されている。
写真提供 = サーモス株式会社

写真提供 = サーモス株式会社


旨辛麻辣湯風スープ」(西野育実さん作成)は、小松菜や白菜、もやしなどの野菜をたっぷりと使用し、学生にも人気の麻辣湯風に仕上げた一品。こちらのレシピも、春雨はスープジャーに入れて保温調理するだけとお手軽。食材は冷蔵庫のあり合わせのものでも代替できるため、柔軟度が高いのも特長だ。もちろん栄養面も配慮されていて、野菜使用量は165g、たんぱく質は10.5gとなっている。

今回、かぼちゃとブロッコリーのクリームパスタを試食してみたところ、とても優しい味わいで美味しく、かぼちゃとブロッコリーが大ぶりなので食べ応えも感じられた。ショートパスタも入っているので「これだけでお昼は十分」という人もいるだろうし、足りない人はサンドイッチなどと合わせればランチの充実度が高くなるだろう。加えて、スープは食材の栄養を丸ごと摂取できるという点も重要なメリットだ。
写真 = 加藤肇

写真 = 加藤肇

真空断熱スープジャーの便利さも実感した。オフィスや学校に電子レンジがなくても、温かい食事を食べられるのは、特に寒い季節には嬉しいものだ。また、保温調理を活用することで、忙しい朝でも時間をかけずに弁当を作れるというのもありがたい。サーモスでは、本体もフタも丸ごと食洗機対応というモデルもラインアップされていて、後片付けの手間が少ないのも見逃せないポイントだ。
▲サーモス 真空断熱スープジャー JEDシリーズ(食洗機対応モデル)
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サーモスのサイトには、今回のレシピ以外にも、様々なスープジャーレシピが公開されている。今後、いろいろと試してみて、お気に入りを自分自身の食生活に取り入れていこうと思う。


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文 = 加藤肇

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