2024.12.25 17:00

年末年始の旅を「安全に楽しむ」ための6つの注意点、専門家が指摘

この年末年始、「旅の安全性」は従来と違ったものになるという(Shutterstock.com)

4. 衛生状態に気を配る

病気になることも、旅行中の最大のリスクの1つだ。保険・金融サービス大手、アリアンツ・パートナーズのシニア医療コンサルタント、ユージン・デローンは、「石鹸を使って手を洗う、アルコールベースの消毒剤を使用するなど、手指を衛生な状態にしておくこと」だとアドバイスする。
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また、不特定多数の人が利用するテーブルや座席の背もたれ、ひじ掛けなどを除菌シートで拭いてから使用すること、マスクを着用することも推奨している。

「体調が悪いときには、旅行に出るべきではありません。ほかの人たちも、感染症のリスクにさらしてしまうことになります」とのこと。つまり、旅行者としても思慮深くあろうということだ。

5. 焦らず行動する

どのような場合においても、これは適切なアドバイスだ。だが、忙しい年末年始の休暇中には特に、命を救ってくれるものになるかもしれない。

路面が凍結しているときに高速で運転すれば、実際に命を落としかねない。余裕を持って出発すれば、時間どおりに目的地に着けるかどうか、心配する必要もなくなるはずだ。

6. 防犯意識を持つ

買ったばかりの商品(特に、高価なものや高級百貨店で購入したとわかるような包装のもの)は、年末年始の休暇中は特に、他人から見える状態で持ち歩くことを避けるべきだ。前出のグラッタンは、「気に入ったものを見つけたら、オンラインで購入するか、目立たないようにして持ち歩いくべきだ」と話す。
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また、高額の商品を買うのはその日の最後、自宅や宿泊施設に戻る直接にするのがいいとされている。さらに良いのは、配送を頼み、持ち歩かずに済むようにすることだ。

グラッタンはそのほか、盗難被害を防ぐための「有効性が実証されている方法は、常に警戒を怠らないこと」だと述べている。

「悪人たちはのんきにしている人、注意力に欠ける人、疑いを持っていない人たちを狙うものだ」という。

forbes.com 原文

編集=木内涼子

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