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ビジネス

2025.02.08 14:15

進化した「Duolingo」の没入感。Duolingo Maxを使ってみた

時価総額が120億ドル(約1兆8000億円)を上回る語学学習プラットフォーム、「Duolingo」は、世界で最もダウンロードされている語学学習アプリだ。英語をはじめ、中国語、韓国語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語など学べる言語は42言語、100種類以上のコースが提供され、会話レベルを選んで練習できる。全世界の月間アクティブユーザー数は9700万人を超え、語学学習アプリとしてはシェアの9割、首位を独走している。

「Duolingo MAX」に登録、「無限ハートを獲得」

昨今、筆者が住む熊本県のさまざまな飲食店でも外国人を目にすることが多くなった。ある日、近所のカフェで隣にいた外国人になんとなく話しかけようとした時、言葉がまったく出てこずに居づらさで退店してしまった。自然に英語で会話しているカフェスタッフと違い、言葉ひとつ絞り出せない自分を猛烈に恥ずかしく思うと同時に、帰りの道中に「Duolingo」に登録したのである。

Duolingoの良さはゲーム感覚で言語が学べるということ。1セッションに要する時間は約2分ほどで、日常の中で生まれる隙間時間に丁度いい。また、セッションごとに経験値を貯めることができ、その数で順位が上下していくというゲーム要素もある。また、私のような「なんちゃって英語」レベルの学習者にとっては、自分の英語の「できなさ」と「得意分野」がはっきりとわかり、英語理解度が明確に自覚できることもメリットだ。


続く理由の1つに、継続日数が明確に表示されることもある。10日、20日と日数が増えていくと単純にうれしいのだ。その上、記録が途切れようとするとマスコット・キャラクターのDuoくんがブッシュ通知で「まだやってないよ!」と教えてくれることもあって、筆者に関しては現在、60日間継続中だ。

自分の英語力の低さに驚きながらもセッションをクリアしていくのはなかなか楽しい。ただ、間違いが多いとハート(ライフ)がすぐなくなってしまう。

早く上達したい筆者は「AIモデルに訓練されたキャラクターパーソナリティ、発話に合わせた口の動きや表情、会話の記憶により、自然で没入感のある英会話が楽しめる、新しい学習体験です」という文句にひかれて有料の「Duolingo MAX」に登録し、無限ハートを獲得した。
次ページ > それぞれのパーソナリティで話しかけてくる

文=大塚淑子 編集=石井節子

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