
CIT Brainsが参加したのは、12か国15チームが参加したヒューマノイド・キッドサイズリーグ(小型の人型ロボット)による4on4。ロボットはすべて自律型で、人が操作することなく自分で判断して自分で行動する。決勝戦の対戦相手はアラブ首長国連邦ハリファ大学のチーム。延長戦の末、3対2でCIT Brainsが勝利した。
ロボカップは、「2050年までにサッカーW杯チャンピオンに勝つ自律型のヒューマノイドロボットを作る」ことを目標にした国際プロジェクト。1993年、大阪大学の浅田稔氏、通産省電気技術総合研究所(当時)の國吉康夫氏、ソニーコンピュータサイエンス研究所の北野宏明氏がサッカーでロボット技術を向上させようと発案したのが始まり。現在は多くの国々が参加し、ロボットカップ国際委員会の本部がスイスに置かれている。ロボカップ アイントホーフェン2024には、45カ国から集まった300チーム2000人が参加した。

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