ホーホオスターヴィッツ城(オーストリア)

ホーホオスターヴィッツ城は、オーストリアで最も印象的な中世の城の1つ。その歴史は9世紀まで遡ることができ、現在もケルンテン州におけるランドマークの1つとなっている(Shutterstock)
高さ172メートルの岩の上から支配的な存在感を放つ
ホーホオスターヴィッツ城は、おとぎ話に出てくる城の典型であり、グリム童話『白雪姫』に着想を与えたと信じられているほどだと、ベルは指摘する。観光客は敷地内にあるレストランで食事したり、城内の博物館に所蔵されている絵画や工芸品、武具などのコレクションを見学できるようになっている。
ノイシュヴァンシュタイン城(ドイツ)

美しい景観で世界的に有名なノイシュヴァンシュタイン城は、第4代バイエルン国王ルートヴィヒ2世のために造られたロマネスク・リバイバル様式の王宮だ。ドイツ・バイエルン州南西部のフュッセンに近い風光明媚な山々の中、険しい崖の上に建っている(Shutterstock)
白い石灰石の外壁と青い尖塔を持つドイツの
ノイシュヴァンシュタイン城は、ディズニーランドの「眠れる森の美女」の城や「シンデレラ城」のモデルになったと信じる人もいる。毎年約140万人もの観光客がこの城を訪れる。
「アルプ湖を見下ろす険しい丘の上にドラマチックに建つ姿は、まるで絵本の世界から抜け出てきたようだ」とベルは述べている。