ホーホオスターヴィッツ城(オーストリア)
高さ172メートルの岩の上から支配的な存在感を放つホーホオスターヴィッツ城は、おとぎ話に出てくる城の典型であり、グリム童話『白雪姫』に着想を与えたと信じられているほどだと、ベルは指摘する。観光客は敷地内にあるレストランで食事したり、城内の博物館に所蔵されている絵画や工芸品、武具などのコレクションを見学できるようになっている。ノイシュヴァンシュタイン城(ドイツ)
白い石灰石の外壁と青い尖塔を持つドイツのノイシュヴァンシュタイン城は、ディズニーランドの「眠れる森の美女」の城や「シンデレラ城」のモデルになったと信じる人もいる。毎年約140万人もの観光客がこの城を訪れる。「アルプ湖を見下ろす険しい丘の上にドラマチックに建つ姿は、まるで絵本の世界から抜け出てきたようだ」とベルは述べている。