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2024.08.02 14:15

会社のイヌより「ネコ」になれ。仕事をやり抜くギャルパワー!

著者で渋谷女子インターナショナルスクール校長の赤荻瞳

忠犬よりもネコになろう!

働くギャルの自由さを見ていると「ネコっぽいな〜」と思うことがあります。のんびりするときはちゃんとのんびりして、やる気スイッチが入ったらビュンビュン駆け回って。ご主人(上司)の顔色なんて一切お構いなし! 自分のペースで、自分を超大事に生きている感じ。私自身、完全にネコ属性です。それに対して、昔ながらの会社員の方々って、ちょっと犬属性ですよね。上司の言うことをなんでも聞いて、いつも上司の顔色をうかがって。日本企業の特性ともいえるのかな。
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今の時代は、自由に生きるネコをお手本にするのが良いんじゃないかなって思います。組織の犬になるんじゃなくて、組織のネコになる。しかも、みんなから愛される、超かわいいネコです!

実際、みなさんの会社にもいませんか? 周りと群れず、自分のペースで働きながら、それが個性として認められている人。たとえばひとりだけ飲み会に全然来ない。だけど会社ではみんなとよく話していて、みんなから好かれている、的な。そういうネコ属性の人は隠れギャルマインドの持ち主だと思う! 組織の中にいても、自分が主人公だから、マイペースでいられるんですよね。

そして今の企業は、そういう物怖じしない個性の持ち主を求めているんじゃないかな。会社の忠犬になることが求められた時代はもう終わったんです。じゃあ、どうしたらネコっぽくなれるのか。それは、ここまでお話ししてきたギャルマインドを思い出せば良いんです! まず自分軸で生きる主人公マインドですね。

それから合わない人とは合わないと割り切る「てか、しょうがなくない?」のマインドも大事。あとは「ぬかりある系」の自分を受け入れるマインドがあれば完璧かな。犬とちがって、ほとんどのネコは「お手」もしないし、「おすわり」もしません。自分のやりたいことに集中していて、それでもって家族から愛されている。予測できない行動がチャームポイントになっているんです。
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今、企業がギャルマインドに注目しているのは、まさにこの「予測できない自由さ」が魅力的だから。組織に新しい風を送り込むくらいのつもりで、思いっ切りネコを目指しましょう!

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書籍著者=赤荻瞳 書籍転載協力=SDP 構成=田中友梨

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