働き方

2024.06.14 13:00

「金曜日は出社せずゆるく働く」が今後主流に? 英専門家が指摘

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リモートワークが浸透している現状では、金曜日が持つ社交的な側面が欠落しており、職場文化に影響を与えている可能性があるとデイズリーは指摘する。「金曜の午後4時半に全員集めるのは、たとえバーチャルであっても不可能だ」
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「実際のところ、金曜日はいつも楽しく、リラックスできる日だった。同僚と楽しく過ごす金曜日がなくなることが職場文化の感じ方に影響を与えるというのは興味深い変化だ」とデイズリーは話す。

燃え尽き症候群の軽減につながる可能性

リモートワークする金曜日は、従業員にとって普段よりゆっくりとしたペースで残務やメールを片付ける貴重な日となり、燃え尽き症候群の軽減につながる可能性がある。「長期的には、燃え尽き症候群に直面する人の数が実際に減ることになるかもしれない」とデイズリーは考えている。「私が金曜日について話すとき、人々は木曜まで必死に働いた後で金曜は一息つく日だと説明する」

おそらく時間と共に、このゆっくりと業務をこなす日は非公式な「仕事なし」の日になり、そうして就業規則上はそうでなくても、実際には週4日勤務が実現するだろう。

金曜日の未来

デイズリーは、パンデミック以前のように、ほとんどの人が金曜日も終日オフィスで過ごすような働き方に戻る可能性は低いと考えている。デイズリーは一部の企業が金曜日にオフィスに出社することを強制しようとする可能性があることは認めるが、そのような動きは抵抗にあうだろうと予測する。

「労働者は変化を非常に前向きにとらえるが、上司はさほどそうではない」とデイズリーは指摘する。こうした上司は、変化を受け入れるか、部下たちが在宅勤務に制限を設けない他の会社に移ってしまうことを覚悟しなければならない。
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デイズリーの結論はこうだ。「金曜日に再びオフィスに出社するようになるとは思えない状況となっている。当然、金曜日の働き方は変わる。以上だ」

forbes.com 原文

翻訳=溝口慈子

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