JunoCamがいつまで稼働するかはわからない。カメラは12月と1月の両方で放射線障害を受け、技術的問題から1月の近木点に予定されていた214枚のうち44枚しか撮影できなかった。カメラが過熱したとみられている。
JunoCamは当初、木星の高エネルギー粒子環境下で少なくとも7周するよう設計されたが、期待されていたよりはるかに長く生き延びている。11億ドル(約1700億円)の太陽電池を搭載した探査機は、2011年8月5日に打ち上げられ2016年7月4日に木星を周回し始めた。
ジュノーの次の近木点到達は5月12日になる。軌道力学によって周回は徐々に北に向かって移動している。その結果、科学者たちは木星の極のクローズアップして撮影するを初めてみる機会を得た。ミッションは2025年9月15日に終了予定で、ジュノーは76回目の接近時に木星へ向かって「死のダイブ」を敢行する。
(forbes.com 原文)