「相談」が大きな事業に化ける「簡単な3つの相談」

丸亀製麺の海外進出や淡路島の新人気エリア「西海岸」の開発、経済産業省のスタートアップ育成、大阪・関西万博などのプロジェクトを手掛ける事業開発の専門家、山中哲男。

大企業からスタートアップ、自治体や中央省庁などさまざまな業界から依頼を受け、未経験にもかかわらず、大きな成果を出し続けられる。その秘密が実は「相談する力」にあると言う。書籍『相談する力』(海士の風)を出版した山中氏が同書のエッセンスである「自力ではなく他力でひとりの限界を越えるための、相談の仕方」を紹介する。

「自力」にこだわって行き詰まっているすべての人へ

「相談なんて、誰でも簡単にできるのでは?」「そもそも相談はスキルじゃない」
確かに相談は「報連相」の一つでビジネスパーソンの基本と言われています。

しかし本当に、相談とはできて当たり前のものなのでしょうか。相談とは実践を通して修得するスキルであり、そのための方法論が存在すると考えています。

相談のタイミングは予防・対処・種まきの3つ!

「もっと早く相談すればよかった……」「もっと早く相談してくれたらよかったのに……」と思うことは多くあります。タイミングを知っておくことで、「すでに計画が動きだしたのに、仮説とは異なる事案が出てきて止まってしまった」といった事態を回避対処して、やりたいことを着実に進めることができるのです。

1、 物事が行き詰まらないようにするための「予防相談」
プロジェクトや計画などできるだけ行き詰まらないようにするために、初期の段階で思いつきや選択肢が一つしか浮かばないといった、見立てが枯渇しているときは予防のための相談をしてみてください。

「この選択肢がいいに違いない」という思い込みがあるとき、自分の計画に自信が生まれてきたときなど、誰かに相談して違う視点からのアイデアや注意点を指摘してもらうことが、物事をスムーズに進めるために大切なのです。
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