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2024.01.16 09:45

復旧活動にアシストスーツを無償貸出:能登半島地震

ダイヤ工業公式ホームページより

体に装着すると重い荷物も軽々持ち上げられたり急な傾斜も楽に登れるようになるアシストスーツは、介護や運送業の現場での活用が期待されているが、瓦礫の撤去や物資の運搬などで体を酷使する災害普及現場でも大いに役に立つはずだ。そこで、アシストスーツメーカー9社からなるアシストスーツ協会は、能登半島地震の復旧活動に従事する人たちのために、アシストスーツを無料で貸し出すことにした。

申し込みは、アシストスーツ協会の特設サイトに用意されている申込フォームに記入して行う。協会窓口が内容を確認し、利用状況などのヒヤリングを行ったあと貸し出し可能なアシストスーツを選定。各加盟メーカーから機材が送られ、使い方が説明される。送料は、往路:各メーカー、復路:アシストスーツ協会の費用負担となる。数量に限りがあるので注意してほしい。

貸し出し可能な製品とメーカーは、アルケリス(アルケリス)、マッスルスーツシリーズ(イノフィス)、レイボ(加地)、TASK AR(ダイドー)、メディエイドアシストギア腰ユニット(日本シグマックス)、DARWING Hakobelude(ダイヤ工業)、CBW(倉敷紡績)、楽ウェア(菊池製作所)、e.z.UP(Asahicho)となっている。下の動画はインフィスのマッスルスーツ。


アシストスーツ協会は、アシストスーツの認知度を高め市場を形成することを目的に2022年11月に任意団体としてスタートした。アシストスーツを知ってもらおうと合同体験会などを実施してきたが、製品の評価指標や導入指針の制定のために2023年に一般社団法人化した。今回の災害復旧で活躍すれば一気に知名度が高まり、より多くの人たちがその恩恵を受けられるようになるだろう。各メーカーとも、用途に合わせてさまざまな製品を提供している。申し込みと各製品の詳しい情報は下記リンクから。
https://assist-suit.org/2024-01

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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