アート

2024.01.19 10:00

メトロポリタン美術館とブランドのコラボ 共通点や記憶を形に

White+Warren×メトロポリタン美術館のカシミヤセーター(C)White+Warren

モリシーによれば、Metはニューヨークの歴史と彼女自身のどちらにとっても、「まさに象徴的なもの」だ。どちらもニューヨークに設立されたMetとWhite+Warrenには、「考えられている以上に、多くの共通点がある」という。
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「どちらも、それぞれの世界をよりインクルーシブなものにしたいという願いのもとに創設されています」「White+Warrenは、高級ニットウェアをすべての年齢の女性たちのために作ること、Metは、芸術と芸術に関する教育を、すべての人が享受できるものにすることを目指しています」

こうしたことから、新たなカプセルコレクションはモリシーにとって、個人的にも大きな意味を持つものになっている。

「子どものころ、Metに来ると入り口でもらえる(小さな金属製の)バッジを集めていました。そのバッジにも……『M』のロゴが入っていました。懐かしい思い出です」
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「Metとの提携は、子ども時代の経験を『身に着けられる芸術作品』に生まれ変わらせることができる、またとない機会でした」「カプセルコレクションに含まれるアイテムは、昔の記憶を呼び起こすとともに、新たな記憶を作り出すことを目指したものになっています」

White+Warrenが26年前の創業以来、ほぼ毎シーズン制作してきたトラベルラップは、同社の象徴的なスタイルのひとつになっている。そのラップとMetのロゴが「ひとつになった」ことはモリシーにとって、再びスタート地点に戻ってきたような、素晴らしい経験になっているという。

forbes.com 原文

編集=木内涼子

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