暮らし

2023.09.11 07:15

約8割の人が生活が苦しいと感じたことがある

リリースベース(松村)

昨今の円安による物価高をはじめ、水道光熱費やガソリン代の高騰などによって、生活が苦しく感じている人もいるだろう。ビジネス系メディアのBiz Hitsが、「生活が苦しいときの対処法に関する意識調査」を実施し、その結果が公開されている。

それによると、「生活が苦しいと感じることがありますか」との問いに、「いつも感じる」が30%、「時々感じる」が48.4%と合わせて78.4%もの人が何らかの影響により世界津が苦しいと感じることがあるようだ。

「生活が苦しくなるタイミング」としては、「大きな出費が重なった」「急な出費があった」「収入が減った」が3大要因で、「物価・税金が上がった」が続いている。「大きな出費が重なった」の回答では、「車検や保険料などが重なったとき」「買い替えや修繕が重なったとき」など、クルマや生活・住宅関連で出費が重なることを挙げている。

また、「急な出費があった」では、「家電が壊れて、予期しなかった支出が出たとき」「冠婚葬祭などで急な出費があったとき」など、予定外の出費の発生で苦境に陥いることがあるとしている。「収入が減った」では「アルバイトの収入が減少」「フリーランスで毎月収入が異なるため」など、収入が安定しない働き方の人の意見が多いようだ。

では、「生活が苦しいときの対処法」としては、ダントツトップなのが「節約する」で、続いて「副業する」、「ポイ活する」となった。「節約する」では「固定費を減らす」「外食を減らす」など、生活スタイルを見直す人が多く、娯楽や交際費なども我慢してしのいでいます。また、「副業する」では本業では昇給が望めず、内職やアルバイトをして生活水準を保っており、副業を探している人も多いようだ。「ポイ活」は、ポイントが貯まるサービスを活用するとのことだが、これは生活苦になったときだけでなく普段から行っていることではと感じた。

「クレジットカードで払う」という意見も見られたが、支払いを先に伸ばしたり、分割払いをすると利子も高いので、生活苦から脱する手段としてはどうなのかとは思う。ただ、「今月はもう厳しいけど来月はそんな出費はないから」というのであれば、翌月払いにするのはいい手段かもしれない。

筆者もフリーランスで収入が安定しているとは言えないので、たまに固定費などを見直して健全な生活を送れるよう心がけたい。

出典:Biz Hits「生活が苦しいときの対処法に関する意識調査」より

文=飯島範久

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