MSのアクティビジョン買収、プレステと任天堂ユーザーへの影響は?

今後注目すべきものとしては、ブリザードによる新作サバイバルゲームがある。同社は昨年1月、マイクロソフトによる買収発表の数日後に同作を発表。タイトルは未発表だが、一部では「Odyssey(オデッセイ)」と報じられている。ブリザードは発表時、同作が「PCとゲーム機」向けに開発されているとのみ説明し、どのゲーム機かは明言していなかった。同作がXbox専用になるのか、それともプレイステーション向けにも販売されるのかは不明だ。

ブリザードの最新作『ディアブロIV』はPC、Xbox、プレイステーションで発売され、5日間で6億6600万ドル(約920億円)を売り上げた。

なお、マイクロソフトはアクティビジョンの買収により、「クラッシュ・バンディクー」シリーズを所有することになる。1996年に発売された「クラッシュ・バンディクー」は初代プレイステーションを代表するゲームの1つとなり、主役のクラッシュは任天堂のマリオやセガのソニックと同様、長い間にわたりプレイステーションブランドのマスコットとなった。

forbes.com 原文

翻訳=上西雄太・編集=遠藤宗生

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事