droptip(ドロップチップ)というこのサービスは、スマホ内のマップと現実の地理とを融合させた新しいコミュニケーションツール。たとえば、ユーザーは今いる場所で撮影できた美しい写真を「落とす」。それをマップで発見した人は、その写真を開いて見たければ現地に行ってそのアイテムを拾わなければいけない。アイテムを落とせるのは今自分がいる場所だけ。拾うのも落とされた場所でのみ可能。「現地でしか手に入らない価値」をゲットする、ちょっと『ポケモン Go』に通じるプチ冒険が楽しめそうな感じだ。
お店の近くにクーポンを落としたり、イベント会場にお得情報を落として人を呼ぶといった使い方もでき、droptipは「イベントもの」との親和性が高く、地方活性化などに貢献できると話している。
開発者の林聡氏は、OFFICE-HAYASHIという社名でSEコンサルティング業を行うかたわらこのツールを開発し展開してきたが、droptipを主力事業として成長させるために、社名をdriptioに変更した。ちなみに、droptipとは、有益な情報を意味する「tip」と、それを落とす「drop」をつなぎ合わせた言葉。
今後はファンコミュニティー形成などの機能を追加しつつ、「地図機能を利用したビジネスSNS」としてのBtoB事業も視野に入れてサービス展開を広げていくということだ。
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