・自主的に働けない、支援してもらえない
・私生活に支障をきたすような短納期の仕事が多く、十分に休めない
・上司がコミュニケーションを怠り、フィードバックのやりとりもない
・安心感や仲間意識を育まない職場環境。尊重しあう雰囲気がない
従業員が極度のストレスにさらされると、欠勤率や離職率の上昇、生産性や士気、モチベーションの低下、従業員からのクレーム増加など、職場にさまざまな悪影響が及ぶ。
職場のストレスを撃退する5つのステップ
1. 自分の体に何が起きているのかを理解する:ストレスや状況の変化、孤独感が生じると、脳がコルチゾールなどのストレスホルモンを放出し、前述したような症状が引き起こされる。ストレスと脳の関係を自覚すれば、冷静になって解決策を探そうという心構えができる。2. 自分をがんじがらめにしている思考を突き止める:「犠牲者モード」など、極度のストレス状態に自分を縛りつけている思考を見きわめ、自らを解放して対処しよう。
3. 苦しい状況を乗り切る方法を探す:助けを求めたり、瞑想したり、自然のなかへ行ったり、映画を観たり、などのストレス解消法を見つけよう。
4. 人としての基本的な権利を再確認する:人には、存在する権利や、ニーズを持つ権利、行動を起こす権利、愛し愛される権利などがあることを改めて認識し、その意識を高めよう。
5. 思いやりをもつ:思いやりには、幸福感を高め、人との結びつきを育み、免疫機能を向上させる効果がある。自分自身と他の人に思いやりを示そう。
職場でのストレスに苦しんでいる人はぜひ、この5つのステップを参考にしてほしい。
(forbes.com 原文)