古代から数千年間、人々に観察されてきた夏至は、1年の中で太陽が空で最も北に来る日となる。つまり、夜が最も短くなるという意味だが、ラッキーなことに三日月が出ているおかげで、日没後の黄昏時を遅くまで長く楽しむことができるすばらしい1週間だ。
6月20日火曜日:三日月とふたご座
カストルとポルックス、ふたご座の最も明るい2つの星が、三日月の近くで輝く。日没後に西の低い空に見えるすてきな光景になるはずだが、急いだほうがよい。6月21日水曜日:三日月が火星、金星と並ぶ
この日の夕方から宵にかけて、細く輝く三日月が、火星、金星とほぼ直線上に並ぶ。月の隠れた側には「地球照」が見えるはずだ。太陽の光が(月から見た)ほぼ「満地球」に反射して月の表面を照らしている。地球照は4月と5月が一番の見頃だ。6月22日水曜日:金星と火星と月が接近
昼が一番長く、夜が一番短くなる夏至は、正確には日本時間6月21日火曜日23時58分に起きる。これは、北半球高緯度地帯では天文学的な暗闇がなくなり、北半球全体が短い夜を過ごすことを意味している。しかしこの日(厳密には日本では夏至の翌日)の日没後すぐに西の空を見ると、美しい三日月が、金星と接近しているところが見える。ペアのすぐ上には赤い惑星である火星があり、美しい天の三角形を作っている。三日月の暗い部分の「地球照」もお忘れなく。6月22日に金曜と火星と月が接近
6月23日金曜日:レグルスと月が惑星たちと接近
輝面比23%になった三日月は、しし座で最も明るく夜空で21番目に明るい恒星レグルスに近づく。太陽系から77光年離れている星だ。ペアの北西方向にはやや暗い火星、そして明るい金星が見える。6月23日、レグルスが月や惑星と整列
夏至の仕組み
地球が自転する軸は23.5度傾いている。これにより1年かけて太陽を公転する間、地球の場所によって太陽光を受ける時間が変わる。夏至には北半球が太陽に向かって傾くため、空の最も高いところに太陽がくる。北半球は太陽光線を満喫し、昼は一番長く、気候は暖かくなる。各地の日の出/日の入り、月の出/月の入りの正確な時刻については、気象庁のウェブやこちらのサイトなどを参照してほしい。
(forbes.com 原文)