それによりますと、この夏ボーナスがもらえるか否かは、ほぼ半々という結果に。さらにボーナスでこの夏に旅行へ行く予定かどうか問うたところ、8割以上の人が行くと回答しています。コロナ禍で思うように旅行へ行けなかったぶん、旅行しようという機運は高まっているようです。
夏に旅行するという人の55.2%が海外旅行で、国内旅行が42.7%と国内旅行を上回っています。
また、1人あたりの予算を聞いたところ、国内旅行する人は10万円未満が7割弱を占め、海外旅行へ行く人は15万円未満が約半数という結果となっています。
コロナ前と比べて予算はどう変わったか問うたところ、国内旅行では6割近くが変わらないと回答。一方海外旅行では6割強の人が上がったと回答しています。やはり国内より海外の方が、円安や物価高、燃油高の影響が大きいとみられます。
旅行先の人気ランキングは、国内が沖縄、北海道、大阪の順。海外が韓国、タイ、台湾の順でした。海外は円安の影響が少なく移動時間も短いアジアに人気が集中しているようで、旅先の選ぶポイントも旅費や現地の物価という人が圧倒的に多い結果となりました。
この夏は、観光業もほぼコロナ前まで復活するのではと思われますが、インバウンド需要としては円安はありがたいものの、旅行をするという人にとっては円高や物価高の影響で、旅行先は妥協を強いられるかもしれません。とはいえ、久しぶりに足を伸ばして精神的にも肉体的にも解放されてみてはいかがでしょう。
出典:Klook「夏のボーナスと旅行に関する調査」より