AI

2023.04.12 10:45

米政府、AIの規制方法について一般に意見を募る

Getty Images

テクノロジーとビジネスの歴史的な競争相手である米国と中国は、人気のある生成アプリのブームの中で、AIの監視強化に注目している。サンフランシスコに拠点を置くOpenAIのチャットボット「ChatGPT」は1億人のユーザーに達したと推定され、中国企業もそれに続き、Baidu(バイドゥ)のErnie Bot(アーニーボット)は先月発表され、Alibaba(アリババ)も4月11日社内で使用するボットをリリースした。
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生成型AIは今年、ほとんど計測不能なペースで急成長を遂げたが、政府や企業の間では、その迅速かつこれまでほとんど規制されていなかった成長から生じる潜在的な危険性を批判する声があがっている。イーロン・マスクをはじめとするテックリーダーたちは、誰も完全に予測し制御することができないAIシステムを開発するために、研究所が「制御不能な競争」に陥っているとし、6カ月間の開発休止を要求したばかりだ。また、彼らは、研究所と専門家が協力して、一連の共有安全プロトコルを実施すべきであると述べている。

Alibabaは、当局が対策案を公表した11日朝、AI発表後の最初の上昇分のほとんどを失い、Baiduの株価は7%下落した。360 Security Technology(360セキュリティ・テクノロジー)やCambricon Technologies Corp.(カンブリコン・テクノロジー)など、AIに関連する中国の小型株も11日の朝には大きく下落した。OpenAIの主要な支援者であるビル・ゲイツのような主要なAI投資家は、説明責任の強化を求める声は非現実的であり、イノベーションを遅らせる恐れがあると批判している。

先月の米国商務省の報告書によると、この10年の終わりまでにAIが世界の経済成長を高めると予測される額は13兆ドル(約1700兆円)にのぼる。
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forbes.com 原文

翻訳=上西雄太

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