Oasysは2022年2月に発足した。日本発のブロックチェーンプロジェクトで、セガやバンダイナムコ、スクウェア・エニックス、グリーなどが参加している。
同社のサービスの特徴は「ガス代」がかからないことだ。ガス代とは、暗号資産の送金を行う際、その取引に必要な計算処理を行ってくれるユーザーへ支払う手数料のことを指す。Oasysは、ゲームの利用者にガス代がかからない仕組みを構築し、ブロックチェーンに参加する敷居を低くしている。
また、Oasysは6年後にDAO化し、有志のコミュ二ティが運営する形をとるという。取締役の松原亮氏は「メタバース時代がきたときの"基盤"になることを目指しているので、独占的ではなく、公共財として運営される事を考えています」とコメントした。