キャリア・教育

2022.09.25 18:00

停滞したときのフラストレーションを起爆剤にする4つの方法

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誰でも身に覚えがあるだろう。

絶対にキャリアアップしてやると心に決め、自分を変えてくれるに違いない何か、次の段階に進むために役に立つであろう何かに全身全霊で打ち込む。しかし、成長を目指してひたすら努力しているときに突然、壁に突き当たる。その壁を乗り越えようとムキになり、何度も繰り返し体当たりするが、どうしてもその先に進めない――。

こうして自信喪失のスパイラルへと陥り、自らに疑問を抱く。そして、苛立ちを募らせるあまり、敗北を認めるしかないと思い込んでしまう。

ベストを尽くしているにもかかわらず、一歩も前進できないように感じることは、ひどい苛立ちを覚えることかもしれない。しかし、そうしたフラストレーションを抱える状態は、必ずしも悪いことではない。フラストレーションをキャリアアップにつなげる意外な方法を4つ紹介しよう。

1.行き詰まっているのは、「明確さの欠如」の兆しかもしれない

うまくいかないと、自分以外に原因があるはずだと考えたくなるものだ。しかし、本当の問題は、「明確さの欠如」なのかもしれない。

自分は何を達成しようとしているのか。誰を引き寄せ、関わろうとしているのか。そのためにどうアピールしているのか。こうした問いにはっきりと答えられない(ひどい場合は答えがわからない)なら、永遠にスパイラルを抜け出せないだろう。焦点を絞り込んで具体的な目標を立てれば、達成がはるかにラクになるはずだ。

2.間違った方向に向かっている可能性があるのかもしれない

受け入れ難いだろうが、ずいぶん長く挑み続けているのに前進できないのなら、新たな道を探る必要があるのかもしれない。

たとえ「空回り」をしたとしても、かえって最も良い結果につながる場合もある。それが戦略を見直すきっかけになるからだ。新しい製品やサービスが、期待していたほど歓迎されなかったときは、すっぱり諦めて、他のことを試してみよう。ずっと一人でビジネスをやってきた人は、パートナーを持つべきタイミングだということもありえる。

あるいは、もっと注意を払い、意識を集中しなければならない場合もある。正しい方向に進んでいると思っていても、万物は不思議な方法で、別の方向へと背中を押してくることがある。現在の停滞を、進むべき方向を変えるときが来た前触れととらえてみるのも一案だ。

ここで大事なのは、行動を起こすための柔軟性と意欲を維持することだ。そう意識すれば、新たな勢いを得て、再び前に進んでいけるだろう。
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翻訳=ガリレオ

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