3.他の人と話をして、新しい視点を手に入れる
必死の努力を続け、それに感情移入していると、物事の本当の様相が見えにくくなることがある。友人や家族、メンターなど、信頼できる相談相手と問題を話し合うと、一歩下がって、客観的な視点に立ち、新たな見方ができるようになる。
または、普段の仕事仲間ではない、ちょっとした知り合いに、自分の問題をぶつけてみるのはどうだろうか。新しい見解を足掛かりに、ずっと抱えてきた問題を違った角度から見られる可能性がある。
必要だったのは他者の助言ではない場合もある。頭のなかにあることを口に出して言うこと自体で、突破口が開けることもあるのだ。
4.達成の前には常に行き詰まりがあると考える
世界が自分を困らせよう、挫折させて邪魔をしようとしていると信じることもできる。あるいは、こうした挫折をエネルギーに変えて軌道修正をし、前に進み続けるためのチャンスにすることもできる。フラストレーションに打ち勝つためには、「自分を阻むもの」に焦点を合わせるのではなく、結果に目を向けよう。
人はしばしば、大躍進を遂げる直前に、くじけそうになるものだ。それを忘れてはいけない。つまり、問題が生じて足を引っ張られているのなら、とてつもない偉業を前にしている可能性があるということだ。負けずにぐっと我慢し、目標を見据えていれば、のちのち振り返ったときに、あれが転換点だったのかと思える日が来るだろう。
フラストレーションを抱いて平気な人はひとりもいない。けれども、それが成功に不可欠な要素のひとつであることを、有能な人間は理解している。
(forbes.com 原文)