ソーシャルメディアで、コンテンツのシェアの是非を見極める方法

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4. プラットフォームの目的に沿っているか?


ソーシャルメディアのプラットフォームはそれぞれ、独自のミッションがある。たとえば、リンクトインのミッションは、「世界のプロフェッショナルを結びつけ、生産性を高めて成功を導く」ことだ。ツイッターのミッションは、「アイデアや情報を即座に、何ものにも妨げられずに創造し、シェアする力をあらゆる人に与える」ことだ。

メタ(旧フェイスブック)のミッションは、「コミュニティを築き、世界をもっと親密なものにする力を与える」こと。ピンタレストのミッションは、「人々が、愛するものを見つけられるよう助け、毎日の暮らしのなかで、それらと生きるためのインスピレーションを与える」ことだ。

自分が使っているプラットフォームの目的を知っておけば、エンゲージメントの促進に役立つ。特定のプラットフォームのユーザーは、それぞれ独自の期待を持って、そのサイトを訪ねる。そして、そのプラットフォームに出入りする理由に関係した情報を探す。

たとえば、ピンタレストで社会暴動に関する投稿をするのは、「インスピレーションとポジティブな気持ちを生み出す」というプラットフォームのミッションに沿っていない(さらに、度がすぎた場合には、プラットフォームのコミュニティガイドラインに抵触する可能性もある)。リンクトインでつながっている人なら、おそらくエンゲージ率がもっとも高くなるのは、あなたの仕事に関係するコンテンツだろう。

投稿内で述べる内容は、真摯なものでなくてはいけない。ありのままの自分でいるべきだ。だが、特定のプラットフォームが、特定の目的のためにあることも知っておこう。ユーザーにはそれぞれ、期待することがあり、オンラインプラットフォームにはそれぞれの基準があるのだ。

投稿すべきか、やめるべきか? そのコンテンツが、自分にとって興味のあるものか、そして読者にとって興味のあるものかどうかを見極めよう。自分が独自の視点を提供できるか、そのコンテンツがプラットフォームのミッションに沿っているかどうかも考えるようにしよう。

翻訳=梅田智世/ガリレオ

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