オバマ元大統領が選んだ1冊の大河小説。主人公は在日コリアン一家
BTSがデビュー当時からアメリカに向けて「発信」していたラブコールを、いわばアメリカのファンは全力で受けとめたともいえるだろう。
そして今、BTSのみならず、米国が韓国のエンターテイメント作品に強い意識を向け始めていることはご存じの通りだ。
Netflixオリジナルコンテンツの「イカゲーム」は米国でも大ヒットしたし、「愛の不時着」はアメリカの映画評論専門サイト「ロッテン・トマト」で「新鮮度指数97%」を記録した。
また、カンヌ国際映画祭で最高賞の「パルムドール賞」を受賞した映画『パラサイト 半地下の家族』は、アメリカの大手ケーブルテレビ局HBO向けにドラマシリーズ化が決定した。
映画「パラサイト」の出演者とスタッフたち(Getty Images)
さらに最近では、オバマ元大統領が「好きな1冊」にも選んだ米大ベストセラー、四世代にわたる在日コリアン一家の苦闘を描いた小説の同名映画『パチンコ』がアップルTV+で3月25日から配信される(ちなみにこの作品に登場する在日コリアン、モーザス役を、実際の在日コリアン3世の俳優、パクソヒ(ソウジ・アライ)氏が射止めたことも話題になっている)。
朝日新聞朝刊「フロントランナー」にて、俳優・朴昭熙(Soji Arai)を取り上げてもらいました!
— Soji Arai(@SoheePark)March 26, 2022
インタビューと記事は朝日新聞の星、藤えりかさん。写真は同社の福留庸友さんです。#AppleTVPlus #Pachinko のこともたくさん語りました。
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こんなふうに米国が「ローカルコンテンツ戦略」に打って出ているといわれる昨今。果たして、私生活をもなげうって彼らのために働く熱き組織、「BTSx50STATES」に匹敵するファンダムを組織し得るアイドルは、米国の地にも育っていくのだろうか。