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2022.03.06 10:00

両替に手数料、レア硬貨なら10円玉=2万円? キャッシュレス時代新常識

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プレミアのつく稀少硬貨



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1円玉硬貨は、1枚も製造されなかった1968年を除いた1905年から2020年までの平均発行枚数が約6億6100万枚で、最盛期の1990年には約27億6800万枚が発行されていた。

ところがキャッシュレス決済が普及し始めた2000年代以降は徐々に製造枚数が減少。特に2011年から2013年まで、2016年から2020年までは特に少なく、100万枚を割り込んでいる。同様に、5円玉、10円玉、50円玉、100円玉、500円玉でも製造枚数は年度によって大きく異なり、愛好家の間では稀少価値の高い硬貨として注目されている。

発行枚数が少ない年
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500円玉:1987年
100円玉:2001年、2002年
50円玉:1985年~1987年、2000年~2014年、2019年
10円玉:1957年~1959年、1986年、2013年
5円玉:1957年、2000年、2006年~2013年
1円玉:2000年~2002年、2010年~2013年、2016年~2020年

現行硬貨(1円玉〜500円玉)の発行枚数一覧.fragment.database.(2022年2月2日参照)

発行枚数・流通数が少ないレアな年は「特年」と呼ばれ、硬貨の状態が未使用、または美品である場合には額面以上の価値がつくものもあるという。特年の稀少な硬貨の場合、1円玉が3000円に、5円玉が2000円に、10円玉が2万円に化ける可能性もある。

財布の中や貯金箱の中に眠っている硬貨を今一度確認してみると、思わぬ掘り出し物にであえるかもしれない。

文=アステル 編集=石井節子

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