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2021.08.10

【8月第1週資金調達まとめ】月面資源開発のispace、総額50億7000万円調達


イデア・レコード


調達額:5億円
調達先:Global Catalyst Partners Japan / ニッセイ・キャピタル

外食業界向け業務支援ソリューション「GATE」などを提供するスタートアップ。

「GATE」は店舗型ビジネス業務改善プラットフォームであり、クライアントに対し予約オペレーションにおける課題解決ソリューションにはじまり店舗・予約・在庫情報を一元管理するソリューションなどを提供している。2021年8月時点で累計導入店舗数は6500店舗を超えている。

同社はその他、飲食店特化型の販促サービス「Popeye」や居酒屋・飲食店・外食特化型コールセンターサービス「よやくるー」、コンサルティング、運用代行、制作などのメソッドを一括で提供するサービス「スゴク・イイ・マーケティング」も提供している。

2021年8月、Global Catalyst Partners Japanとニッセイ・キャピタルを引受先とする第三者割当増資によって5億円の調達を実施。今回の調達を通して、サービスの新機能開発及び外部連携、マーケティングの強化、人材採用と環境づくりを推進する方針だ。

テオリアサイエンス


調達額:5億円
調達先:SMBCベンチャーキャピタル / 大正製薬
備考:資金調達金額非公表 / シリーズA / 調達額は2020-06-05の出資とあわせて約5億円

すい臓がんのリスクを測定するテストである「テオリア検査」を提供するスタートアップ。

「テオリア検査」とはがん細胞から分泌されるエクソソームという極小の顆粒状の物質を検出することで、画像診断などで見つけられない早期すい臓がんのリスクを測定するテストである。

他の手段である画像検査では発見が難しく、診断を確定する段階で患者の負担の大きい病理検査を行う必要がある一方、エクソソームは様々な体液中で存在を確認されているため、採取が容易であり患者様への負担が少なく済む特徴がある。

2021年8月、シリーズAラウンドにおいてSMBCベンチャーキャピタルと大正製薬を引受先とした第三者割当増資によって資金調達を実施し、2020年のSBIインベストメントから調達と合わせて約5億円を調達した。

今回の資金調達を通して、更なる研究開発体制の強化を行い、創薬事業の加速化を図っていく方針だ。

HashPort


調達額:4億8000万円
調達先:前澤友作

ブロックチェーンプロダクト・仮想通貨の信頼性について、技術・ビジネスの両面から調査・レポートを行っているスタートアップ。

同社は暗号資産交換業者を含む多くの日本国内の企業に、新規暗号資産取扱関連サービスやコンサルティングサービスを提供している。

また、海外の有力ブロックチェーンプロジェクトの日本における成功を支援するアクセラレータープログラムを提供しており、多くのプロジェクトの日本展開も成功させている。

2021年8月には前澤友作氏を引受先とした4億8000万円の資金調達を実施。

今回調達した資金は、「パレット」におけるコンテンツの獲得とトークンエコシステムの拡大加速化に充当する方針だ。また、今後は前澤友作氏と共にブロックチェーンを活用した新しいサービスを提供予定だ。

文=STARTUP DB

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