複数の関係者がフォーブスに語ったところによると、Poparazziの新たな資金調達をリードするのはベンチマーク・キャピタルだという。スナップやツイッター、ウーバーの出資元として知られるベンチマークは、Poparazziの評価額を1億ドル以上としており、同社はPoparazziの株式10%に対して1350万ドルを投資する可能性があるという。
このラウンドは、個人のエンジェル投資家やアプリの運営元のTTYLの過去の資金調達を考慮すると、総額1500万ドルから2000万ドルになる見通しだ。
ベンチマークはコメントを控えている。TTYLを創業したマー兄弟とシード出資元のFloodgateも、コメント要請に応じていない。今回の資金調達のニュースは、5月27日にテック系ジャーナリストのEric Newcomerが最初に報じていた。
写真SNSアプリであるPoparazziの特徴は、ユーザーが自分のプロフィールページを作成するのではなく、友人の写真をアップロードし、その友人が自分の写真を投稿することで、自分のプロフィールページが作成されるという点にある。さらに、このアプリは、ユーザーの連絡先リストへのアクセスを要求し、すでにアプリを利用している人々を自動的にフォローする。
Poparazziは、利用開始と同時にネットワーキングを行い、友達が撮影した自分の写真がタイムラインに表示される。言わば、それぞれのユーザーが友達の「パパラッチ」となるようなコンセプトでエンゲージメントを高めているが、TechCrunchは先日、プライバシー上の懸念を指摘していた。