「フィンランド流」バレンタインを自宅で楽しむ方法&コロナが収束したら行きたい旅5選

Photographer:Heidi Kaikkonen/Visit Finland

フィンランドの2月14日は他の国とは違う、独特の習慣がある。フィンランドではバレンタインデーは、友達の日(Ystävänpäivä)として祝うのだ。友人、家族、隣人、同僚、そしてもちろん恋人など、フィンランド人はこの日、周りの人たち皆に想いを届ける。一年で二番目に多くカードやハガキを贈る時期でもある。

モカブラウニ―(Mokkapalat)は、フィンランドで家庭で作ることのできるケーキの中で最も人気のあるもので、材料もスーパーなどで手軽に揃う。いつか行く、次の旅行に想いを馳せながら味わってみてはどうだろうか。

Visit Finland(フィンランド政府観光局)が、フィンランド流にバレンタインデーを祝う簡単な方法とコロナが収束したら行きたいフィンランドのロマンチックな旅5選を紹介する。


フィンランドは国連による世界幸福度報告書(World Happiness Report)で、3年連続世界で最も幸福な国に選ばれています。フィンランド人に聞けば、彼らを幸せにしてくれるものは「友達」だと答えるでしょう。バレンタインデーは、フィンランドでは恋人のためだけの日ではありません。「友達の日」(フィンランド語でYstävänpäivä)として、友情を分かち合う日なのです。

この日は、1996年から正式にフィンランドのカレンダーに記載されるようになり、当日は友人同士やカップルで集まって食事をしたり、スケートやそり遊びなどのスポーツを楽しみます。クリスマスに次いで、カードやハガキを贈る日でもあります。メールも友人に想いを伝えるためによく使われます。

Visit Finlandは、いつかまた素敵な旅行ができるようになるのを心待ちにする間、フィンランド流にバレンタインデーを祝う簡単な方法をお教えします。

フィンランドのモカブラウニ―(Mokkapalat)は、手早く簡単に作れ、フィンランド人に愛されているスイーツで、サイズも大小さまざまです。チョコレートやコーヒー、モカ風味のお菓子などが好きな人にはたまらないでしょう。フィンランドは世界中で一人当たりのコーヒーの消費量が最も多いこともあり(年間10キロ)、最も人気のあるケーキがコーヒー味というのも納得です。伝統的にバレンタインデーのお祝いに欠かせないチョコレートもまた、このフィンランドのブラウニ―で味わうことができます。

モカブラウニ―は、平たい濃厚なチョコレートケーキで、味わい深いモカ風味のアイシングがトッピングされています。これ以上のケーキがあるでしょうか! しかも作るのも簡単です。材料もスーパーで揃うような安くて手軽なものばかりで、主に使うのはコーヒーとココアパウダーです。


Photographer:Mervi Piira/Visit Finland

ちなみに、フィンランドの有名なチョコレートが日本でも買えるのをご存知ですか? フィンランドの国民的チョコレートブランドで、日本人の観光客にもお土産として大人気の「Fazer(ファッツェル)」は、イトーヨーカドーや飯能市のメッツァビレッジで、フィンランドの様々なお菓子と一緒に販売されています。

コロナが収束したら行きたいフィンランドのロマンチックな旅5選


フィンランドには、旅行ができるようになった時に訪れたい、様々な興味や趣向に合わせたユニークな旅先があります。それらに共通するもの。それはどれも自然の真ん中にあり、世界で最も澄んだ空気、森の中の散歩、静けさの中での家族や友人と過ごす時間などを満喫することができることです。

1.大自然を満喫したい人には


Arctic Land Adventure Glass Igloo(アークティック・ランド・アドベンチャー・ガラス・イグルー)は北極圏の自然を満喫するのにもってこいの場所です。ガラスの天井でできたイグルーで、周囲の絶景とオーロラを鑑賞することができます。都市部から離れた湖の湖畔に位置するラップランドのサーミ族のトナカイ放牧場の中にあり、牧場の敷地を自由に歩き回るトナカイの姿に心を奪われるでしょう。


Photographer:Outdoorvisionen Germany/Arctic Land Adventure


Photographer:Outdoorvisionen Germany/Arctic Land Adventure
次ページ > 2.ミニマリストな人には━━ ヘルシンキの群島の海辺の景色を

PR TIMESより

ForbesBrandVoice

人気記事