会議で英語が聞き取れない? 「外資企業のエリート」はこう切り抜けている

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「英語ができない、聞き取れない」とは言わない


会社や立場にもよりますが、ビジネスで英語を使うなら、謙遜して「英語ができない」「英語が聞き取れない」などとは簡単に口にすべきではありません。海外では英語を話す人の8割が非ネイティブですが、それぞれ英語でしっかりと仕事をこなしています。英語ができないのは、会話した瞬間に伝わるので、わざわざ口に出しても相手を困らせるだけです。

実際、中国人や韓国人、インド人などの非ネイティブは、自分たちの英語力に自信がなくても、知っている単語で話して、聞き取れなければ何度も聞き返しています。日本人は「会議の邪魔をしてはいけない」と気を遣ってしまいますが、日本人以外の非ネイティブでそんなことを思う人はいません。そして何よりも、外国人は、わからないことがあるのに聞かない姿勢のほうを心底嫌がります。

このため外国人との仕事では、世界の非ネイティブの厚かましさにあやかって「May I ask all of you to speak slowly and clearly?」(皆さん、ゆっくりはっきりと話していただけますか?)と会議が始まった早々に言いましょう。自分が聞き取れるレベルまで、話すスピードを落としてもらうべきなのです。

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「聞き取れない時」の他にも使える表現の例

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