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心ときめく「ヒト、モノ、コト、トキ」最前線

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趣味はなんですか?と聞かれて、「シャンプーブローです」と答えるくらい、美容室は私にとってパワースポットの1つです。

スキンケアやメイクといったおうち美容だけでは、何かが物足りない……。ふとオンライン会議でパソコンの画面を見ると、そこには伸ばしっぱなしの長い黒髪がやけに目立つ自分の姿にはっとします。

プロに任せて毎日のように巻き髪が整っていたロングヘアが、セルフケアではそのツヤ感すら失っていたのです。コロナ禍によるマスク生活やリモートワークが続く中で、いままで以上に「髪」に視線が集まりやすくなる中で髪が決まらないと私自身の心が前向きになりきれないのだと再認識したのです。

一気に自信を喪失したときにふと目にしたのが、日本初のヘアライター“さとゆみ”こと佐藤友美さんの著書『女は、髪と、生きていく』。

佐藤さんは、自分に自信を持ちたいとき髪ほど頼りになる存在はないと説き、人生を変える髪型と出会うためのメソッドを紹介しています。髪への自信を取り戻すために「なりたい自分になれるメソッド」に従いヘアチェンジを決行することに……。ウィズコロナ時代に自己肯定感を高めるためには髪とどう向き合うべきなのかお伺いしながら髪を変えた実体験を振り返ります。

新しい生活様式では「髪」がさらに重要になる


──佐藤さんは、コロナ時代にどうして髪により注目されているのでしょうか?

外見上で人に与える印象をもっとも左右するのが「髪」だと言われています。メイクやファッションのプロも「髪ファースト」というくらい、人は、知らず知らずに髪を見て「どういう人か」を判断しているんです。

とくにオンライン画面だと、髪の占める割合がかなり大きくなるので、いままで以上に印象を左右するかもしれません。

また、マスク生活だと口元が隠れるので、自然と目元で人のイメージを推し量ろうとしますが、じつはアイメイクなどの目の周りだけでなく「目+前髪」を含めた印象が記憶に残ることになります。

洋服で言えば、フリルやレースは甘い印象、ジャケットはきちんとした印象といったイメージがあるように、髪にも印象があります。

たとえば、大人の女性のぱっつん前髪はモードでただものではない印象、前髪なしのセンターパートなら潔く凛とした印象など。髪はキャラ変をするための手段となるのです。

──佐藤さんはコロナ禍の美容でどんな点を意識していましたか?

オンライン取材が増えたので、スタイリング剤をばっちり付けて普段の1.5倍は“盛る”ヘアメイクをしていました。実際に会うとガチガチに決めているように見えてしまうけれど、オンラインだとそのくらいがちょうどいい。

今いっしょに仕事をしている海外の女性がオンラインミーティングでいつもばっちりヘアメイクをしていて、それがとても美しくて、相手に対する気遣いも感じられて心地よかったので、自分もそうしたいと思いました。

文=善塔久美子

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