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Photo by Luke Chesser on Unsplash

スタンフォード大学の研究チームが、アップルウォッチやFitbitから取得した健康データを用いて、新型コロナウイルス感染症の症状を早期に発見するための研究を進めている。

ZDNetの記事によると、同大学のヘルスケア・イノベーション・ラボの研究者らは、Coronavirus Wearables Studyと呼ばれるプロジェクトを立ち上げ、ウェアラブルデバイスをコロナとの戦いで活用する研究を進めている。

研究の成果は、将来的にリリースされるアップルウォッチで活用されると噂されている。報道によると、デバイスから取得した体調の変化を示すデータを用い、アップルウォッチが感染症の発症を前もって警告することも可能になるという。

研究者らは被験者の心拍数や、皮膚の温度、血液酸素濃度(SpO2)などのデータを収集しているとされる。ただし、現状の全てのウェアラブルデバイスがこれらのデータを計測可能な訳ではない。アップルウォッチは現状で、SpO2の測定に対応しておらず、これを可能にするためにはハードウェアのアップグレードが必要になる。

収集したデータは、デバイスの着用者の体調の変化や、それに関連する病気の兆候を発見するためのアルゴリズムの開発に用いられる。体調の変化の一例としては、安静時の心拍数の上昇などがあげられる。

スタンフォード大学の以前の研究で、ウェアラブルデバイスのデータを活用し、患者が病気の症状に気づく前に、その徴候を把握することが可能であることが分かっていた。研究チームは2017年に実施した実験データを用い、コロナウイルスの症状を早期に発見しようとしている。

スタンフォード大学医学部のMichael Snyder教授は、アウトブレイクが発生した当初から今回のプロジェクトを進めてきたという。その結果、ウェアラブルデバイスから得たデータで、被験者がコロナウイルスの症状を発症する9日前に、体調の変化を察知できたという。

編集=上田裕資

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