TSSの恐ろしい性質を考えれば、非常に多くの人がその症状について耳にしていることにはほとんど驚かない。しかし、タンポンを付けてから8時間を少し過ぎたとしても、症状が出ていない場合は心配する必要はない。タンポンを外すのを忘れた場合、膣の上部で圧縮されて外すときに不快に感じるかもしれない。なかなか取れない場合は医師に相談すること。
一つの吸収力のタンポンを使い続けるのではなく、生理サイクルにおける経血量とタンポンを変える頻度を考えよう。FDAは、自分の経血量とライフスタイルを考慮し、必要最小限の吸収力のタンポンを使うことを勧めている。
TSSは恐ろしく、深刻な結果を招くものだが、非常に珍しいものでもある。タンポンを1度や2度、推奨装着時間を少し超えて使ったとしても、外すときに不快感があったり経血量が変化したりするだけかもしれない。
とはいえ、手引きに従うことは重要だ。生理をうまく管理するためには経血の量を分析し、何を使うかやどれほど頻繁にタンポンを変えるかをそれに合わせて調整すること。