米空港で初、マスクや手袋の自販機設置 ラスベガスのマッカラン

Ethan Miller/Getty Images

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受け、米ラスベガスのマッカラン国際空港では、個人用保護具(PPE)の持参を忘れてしまった人のために、除菌ハンドジェルや手袋、マスクを販売する自動販売機が設置された。PPEの販売機導入は米空港で初の試みという。

マッカラン空港の広報担当者クリスティーン・クルーズは米紙ラスベガス・レビュー・ジャーナルに対し「こうした品々は今や空の旅でほぼ必需品となっているが、空港に来てから忘れたことに気づくことも考えられなくはない」と述べた。

その値段は「空港価格」だ。使い捨てマスクは3枚入りが7ドル50セント(1ドル=約108円)、再使用できる布マスクは1枚14ドル50セントだ。除菌ハンドジェルは2サイズが用意され、小が4ドル25セント、大が6ドル50セント。除菌シートは10枚入りで5ドル25セント、N95マスクは1枚8ドル25セント、使い捨て手袋4枚セットは4ドル50セントとなっている。

米国で10番目に利用者が多いマッカラン空港の3月の利用者は、前年同月比で230万人減(53%減)となった。

編集=遠藤宗生

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