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Photo by Sara Stathas for the Washington Post

米ウィスコンシン州で新たに7人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたが、NBCニュースの報道によると、これらの人々は同州で4月7日に実施された大統領選の民主党候補を選ぶ予備選の会場で感染した模様だ。

ウィスコンシン州の保健当局は、今後さらなる感染者が発見されることを懸念している。CNNによると感染者のうち1人は投票所の担当者だったというが、保健当局が入手済みのデータは予備選当日の新規感染者データの30%のみであり、残りのデータからさらに投票所での感染者が判明する可能性が高い。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、ウィスコンシン州のトニー・エバーズ知事(民主党)は、投票を延期する知事命令を出したが、州最高裁は州議会で多数を占める共和党の訴えを認めて命令を無効と判断した。その結果、外出禁止令が出ている中での異例の選挙となった。

ロイターによると、ナンシー・ペロシ下院議長(民主、カリフォルニア州)は11月の大統領選での有権者の安全を確保するため、政府が少なくとも20億ドルを投じ、郵送での投票システムを整備すべきだと述べている。

しかし、ドナルド・トランプは郵送投票は不正を誘発するとして、ペロシの案に反対している。他の共和党議員らも、不在者投票は民主党を有利にすると述べており、郵送投票に反対している。

NBCとウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が共同で実施した世論調査では、有権者の58%が郵送投票の導入を支持していた。さらに68%が、少なくとも11月の大統領選では、全有権者に郵送での投票を認めるべきだと回答していた。

ウィスコンシン州の民主党予備選では、バイデン前副大統領が勝利したが、共和党議員の関心は同時開催された州最高裁判事の選挙に向けられていた。最高裁判事を争う選挙戦は、現職の共和党のダニエル・ケリーと、民主党のJill Karofskyとの戦いになった。

その結果、当初は有利と見られていたケリーが敗退し、郵送投票で彼を10ポイント上回った民主党のKarofskyが勝利した。

ウィスコンシン州以外では15の州が予備選を延期した。ウィスコンシン州での新型コロナウイルスの感染者数は約4500人に達している。

編集=上田裕資

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