4. 社会が女性の不健全な習慣を助長している
女性には、礼儀正しく静かでかわいらしいなど、世界が望む姿になる圧力が常にかかっている。幼い女の子は男の子とは異なる扱いをされることが多く、それにより自己認識に長期的な影響が生じる可能性がある。私たちの文化はそのプロセスの中で、女の子が強い女性に成長する力を左右する可能性がある「性の規範」を作り上げてきた。
精神的に強い女性は、こうしたプレッシャーにより完璧さへのこだわりや声を上げないこと、有害な自己非難など悪習が生まれる可能性を認識しているため、それに逆らっている。こうした女性たちは、自分が文化的な期待値や典型的な性の役割に合致するかどうかにかかわらず、強さを培い、最高の自分になるために物事を行う。
5. 心の強さは人に伝染する
心の強さは人に強制できるものではないが、より強く、より良い存在になりたいというあなたの願望は他者を鼓舞することができる。
精神的に強い女性は、強さには波及効果があることを知っている。その一方、人に変わるよう説教したりうるさく小言を言ったり、懇願したりしない。模範例を通して示すのだ。最も強い自分になるというエネルギーは他の人にもインスピレーションを与え、その道に続くよう鼓舞することが多い。
6. 心の筋肉は継続的にメンテナンスしなければならない
「私は既に強い女性だ」「これ以上、心の強さは必要ない」と思うかもしれないが、心の筋肉には現実的に継続的なトレーニングが必要だ。
心が強い女性は、心の筋肉は体の筋肉に似ていることを理解している。強くあるためには運動が必要だ。そのためこうした女性たちは、心の強さを脅かすような悪習は断つよう継続的に取り組み、潜在能力をフルに発揮する上で強くなり続けるための健全な習慣を身に付ける。
7. 内側の強さがいつも目に見えるとは限らない
ジムで激しい運動をしている女性を見たら、心が非常に強いと思うかもしれない。しかし現実として、その女性は体のイメージに関する深刻な問題を持っているかもしれないし、不安なために自分は十分な存在であることを証明しようとしているのかもしれない。一方、ベッドの中に隠れていたいと思っているが毎日起き上がる女性は、信じられないほどの精神力を持っているかもしれない。
精神的に強い女性は、目に見える行動から人の強さを判断することができないことを知っている。そのためこうした女性たちは、心の筋肉を見せびらかすことに関心を持っていない。他者から成長を認められ、拍手されるかどうかについてはほとんど心配することなく、より良い存在へと成長できるよう取り組むのだ。