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I cover wine at work, with attention to makers and growers.

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ワインはただの飲み物だろうか、それとも生涯を通じて培う楽しみだろうか?

ワインとこれからも付き合っていきたいと思う場合は、ワイン体験を継続的な学習とテイスティングの機会として考えよう。これは初心者から名人まで、あらゆる人に役立つ考え方だ。ワインを理解することが今年の目標の一つである人は、ワイン界の内情を知る私がここで共有するコツや課題を参考としてほしい。

1. ブドウの品種は思っているほど重要ではない

ワイン用ブドウ生産者は、生産地が品種と同じくらい重要だということを知っている。プロファイル(味や香りなどの特質)は確かに品種によってが異なるが、土や太陽、標高、風、ブドウの樹齢、ブドウ畑の管理、ワイン生産者の介入など他の多くの要素も関わってくる。ワインのプロはどの品種が好きだと言わず、代わりにスペイン・カリニェナ地方のガルナッチャやカリフォルニア州ペタルマ・ギャップのピノ・ノワールなどを称賛するかもしれない。

まずは、2つの異なる土地で栽培された同じ品種のワインを試してみよう。

2. ラベルの読み方を身につける

ラベルを読むスキルは自信を持ってワインを選択する鍵だ。ワインボトルにはブランド名、品種、生産国、国・州によって必要とされる情報以外、内容物についてほとんど何も書かれていないものもある。ラベルにあまり多くの情報が書かれていないワインは、様式化された味を提供するため均質化されている。顧客を喜ばせるため高い一貫性を持つ商品を作っているブランドは多く、こうしたワインに本質的な問題はないが、それ以外のワインも試してみることを勧める。

ボトルに具体的な情報が書かれていればいるほど、プロファイルや生産の背景情報について多くのことを理解できる。ラベルには、収穫年やブドウ畑の呼称、アペラシオン(ワインの産地を示す呼称)、環境認定など多くの要素が記されている。

世界中のワイン生産地は、原産地やワインの特性、ブドウ栽培条件、原産地内の慣習や規範などに基づきラベルを作っている。それでは、どうすれば味わう前からワインの味を理解できるのだろうか? これは一生を通じてワインを楽しむ理由でもある。ワインについて学び、読み、味わうこと。ワインのプロはこうしたことを生まれながらにして理解しているわけではない。これらは時間をかけて吸収するものだ。

行きつけのワイン店に行き、ラベルに多くのことが書かれているボトルを選ぼう。可能であれば詳細なワイン本を買い、分からない単語を調べること。

翻訳・編集=出田静

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