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Sundry Photography / Shutterstock.com

グーグルを傘下に持つアルファベットの自動運転開発企業「ウェイモ」が、米ミシガン州に自動運転車の製造に特化した工場を新設し、量産体制に入る計画を明らかにした。

ウェイモは1月22日の公式ブログでミシガン州当局の認可を受けたことを発表し、「レベル4の自動運転に対応する車両の大量生産に特化した、世界初の工場」の建設を開始すると述べた。建設の具体的日程や、規模の詳細は明かされていない。

「ウェイモはミシガン州南東部に工場を新設し、今後の数年間で数百名規模の新たな雇用を創出する。地元のエンジニアや工場オペレーションの専門家らがチームに加わり、製造に関わることを期待している」と同社は声明で述べた。

ウェイモは昨年6月に、自動運転車両の増産体制を進めるとアナウンスしており、6万2000台に及ぶフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)製ミニバン「パシフィカ」に自動運転技術を搭載するほか、ジャガーのクロスオーバーSUV「i-Pace」を今後数年間で最大2万台調達すると発表していた。

同社は自動車部品大手のマグナと、パートナーシップを結び製造を進めていくと述べている。新工場でウェイモは、既存の車両に自動運転に必須のライダーやレーダー、大容量のコンピューター、カメラなどの装備を追加する作業を進めていく。

ウェイモは既に小規模な生産拠点をデトロイト近郊に構えており、そこでパシフィカの自動運転向け改造作業を進めている。ミシガン州ではゼネラルモーターズ傘下のクルーズも、EV車両のボルトを自動運転向けに改造するオペレーションを進めている。

ウェイモのロボットタクシーの商用サービスは、現在フェニックスの都市部で、比較的小さなスケールで進行中だ。同社CEOのジョン・クラフチック(John Krafcik)は「商用可に向けては、慎重な姿勢で取り組んでいく」と述べていた。

「自動運転車両が一般的に普及するまでには、まだかなりの年月が必要になる」と、彼は昨年7月の取材に話した。

「ウェイモのプロジェクトは、人々が移動を行う上で、現状より良い手段があるはずだという理念に基づいて設立された。ただし、完全な自動運転の実現までに要する時間の考え方については、業界の内側の人々と、世間との間で大きな乖離がある。私たちはこのプロジェクトに、約10年もの間関わってきた」と彼は昨年のフォーブスの取材に述べていた。

編集=上田裕資

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