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ドラマ「マーズ 火星移住計画」の出演者ら(Photo by Frederick M. Brown/Getty Images)

2018年11月26日は人類が太陽系や地球の歴史を知るうえで、節目の日となった。火星探査機「インサイト(Insight)」が火星への着陸に成功したのだ。インサイトは今後、火星の成り立ちや進化を研究するうえで欠かせない情報を収集する。

火星への着陸はNASAにとって初めてのことではないが、重大な意味を持つ。何年にもわたるエンジニアリングとイノベーション、そして膨大なテスト飛行を経て、インサイトは火星の大気圏に時速1万2000マイル(約1万9000キロメートル)以上で突入し、着陸に成功した。

筆者はコロラド大学ボルダー校のロバート・ブラウン(Robert Braun)博士に話を聞いた。ブラウンは以前、ジョージア工科大学で宇宙工学の教授を務め、ナショナルジオグラフィックで放送中のドラマ「マーズ 火星移住計画」の監修も務めている。

ブラウンによると、今回のミッションは火星という惑星の成り立ちを知るためので、インサイトには地震測定器や、地中の温度を測定する熱プローブ、火星の活動を知るための機器が備えられている。

「これまでの火星ミッションとは全く違う」とブラウンは言う。今回のミッションは「キュリオシティ」と比べると華やかさに欠けるかもしれないが、より価値の高い情報が得られる可能性がある。火星と地球には共通点が多いため、火星を研究することで地球の歴史と進化についても分かるかもしれない。

また、キュリオシティの探査を通じて、火星への有人飛行や移住までを視野に入れた研究が行われるとの期待も膨らんでいる。

このミッションを理解するうえで役立つのが、ブラウンが監修した「マーズ 火星移住計画」だ。この番組は、将来の火星への有人飛行がどのようなものになるのかを描いている。

ブラウンは監修としてストーリーの構成に参加し、脚本家やプロデューサーらと協力して正確性を追求したという。インサイトのミッションを理解する上で、このドラマは非常に意義深いものになりそうだ。

「マーズ 火星移住計画」のシーズン1は現在、ネットフリックスでも配信中だ。

編集=上田裕資

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