4. 充足感の追求
スポーツや絵画、言語の習得、楽器の演奏など、私たちには何か趣味や楽しみがあったはずだ。大人になった今、それらを実行できないのはなぜだろうか。
趣味への出費は無駄遣いのように思えるという人も多い。だが、私たちは起きている時間の大半を、生計を立てるための仕事に充てている。私たちには、自分自身を最高に幸せな気持ちにしてくれる何かに給料の一部を費やすだけの価値があるのではないだろうか?
5. 心の健康の維持
米国では毎年、成人のおよそ5人に1人が精神疾患を発症している。だが、そうした人のうち、実際に治療を受けるのはわずか41%だ。
精神疾患に苦しむ人が助けを求めることは、ぜいたくではない。不可欠なことだ。個人のセラピーを受ける金銭的な余裕がないという人は、より手ごろな料金で受けられるデジタル・カウンセリングを検討してみてはどうだろう。一部の人の間ではすでに、効果が確認されている。
6. 慈善活動
過去の研究から、他人に寛大であることが私たちに幸福感をもたらすことが分かっている。自分が重要だと思う問題のために寄付することは、より良い世界のための支援であると同時に、私たちに満足感を与えてくれることでもある。
また、内国歳入庁(IRS)は多くの場合、所得からの寄付金控除を認めており、私たちは寄付することによって、税負担を軽くすることができる。寄付は私たち自身の利益にもなるということだ。