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2018.09.29 10:00

旅行中も健康な体に 「フィットネスクルーズ」という新たな旅


WOD・オン・ザ・ウェーブス

WOD・オン・ザ・ウェーブス(WOD on the Waves)はフィットネスとクロスフィットの愛好家向けに、ロイヤル・カリビアンの客船「マリナー・オブ・ザ・シーズ」を使用して初のクルーズを開催する。船上では、通常のクルーズアクティビティー全てに加え、アスリートやコーチ、トレーナーが指導するフィットネスクラスが毎日用意されている。

また、栄養やトレーニングの計画に関するワークショップ、アスリートが考案した食事、アスリートが参加するエンターテインメントや寄港地でのイベントなどを経験できる。

参加するアスリートは15人の男女で、フィットネスの世界大会リーボック・クロスフィットゲームのさまざまな部門の優勝者が含まれている。毎日行われるレッスンは、重量上げの技術や、エアロビクス、サンドバッグを使った筋トレなどをテーマに、さまざまなフィットネスレベルに合わせて設計されている。

子どもを含め家族で参加可能で、トレーニングに興味がない人でも楽しめるサービスも用意されている。マリナー・オブ・ザ・シーズは6月に改装され、飲食や娯楽のサービスが数多く用意されている。アクティビティーにはロッククライミングやアイススケート、サーフィン、仮想現実を使ってバンジートランポリンを体験できるハイテク設備のスカイパッド(Sky Pad)、エスケープルーム(謎を解きながら制限時間に部屋から脱出するゲーム)、レーザータグなどが含まれている。

WOD・オン・ザ・ウェーブスは2019年1月21日に米フロリダ州マイアミを出発し、バハマの首都ナッソーとロイヤル・カリビアンが所有するプライベートアイランド、ココケイ島を訪れる。両寄港地では、カスタマイズされたフィットネス行事が開催され、マイアミには1月25日に戻る予定。

編集=遠藤宗生

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