米国のソニーエレクトロニクスは、ネットフリックスを視聴する際に最高画質で楽しめる新たなテレビの発売を宣言した。画質の調整はメニューから選択するだけで行なえる。この新機能は「Netflix Calibrated Mode」と呼ばれ、ソニーの上位機種モデルのテレビ「A9F OLED」と「Z9F LCD TVs」に採用される。
Netflix Calibrated Modeは、ソニーのエンジニアとネットフリックスのカラーサイエンティストらが共同開発したもの。ソニーによると、このモードでは映画の製作スタジオが採用するモニターとほぼ変わらない画質が再現できるという。ネットフリックスの利用者はシンプルなメニュー操作で、正確な色味やコントラストが得られる。この機能は特に、ビジュアル面にこだわりのある作品で強みを発揮するという。
ソニーエレクトロニクス北米プレジデントのMike Fasuloは次のように述べた。「ここ数年の技術革新により、視聴者のテレビや映画の楽しみ方は大きく変わった。ソニーとネットフリックスはこれまで、4Kやハイダイナミックレンジ(HDR)、ドルビーアトモスなどの新技術の開発に取り組み、それを家庭用テレビで実現してきた」
ソニーは新機種の「A9F」と「Z9F LCD TVs」の北米での発売を、今年秋に予定している。価格等は追って発表される予定だ。
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