Close

PICK UP

.

左からKISSのジーン・シモンズ、俳優のブライアン・クランストン、NBA選手のドワイト・ハワード(Photo by Getty Images)

ごく短期間、華々しく活躍した後、第一線から消え去った人々を、スポーツやエンタテインメントの世界ではワンヒット・ワンダー(one-hit wonder)と呼ぶ。フォーブスが毎年発表している「セレブリティ100」でも、一度ランクインしたきり、姿が見られなくなった著名人は少なくない。

今年で20回目となる「セレブリティ100」は、各分野の著名人を年収額で順位づけしたランキングだ。2015年まではSNSのフォロワー数や雑誌の表紙を飾った回数なども評価指標に含まれていたが、2016年以降は収入のみを基準としている。

過去20年間のランキングを振り返ると、突然現れて社会現象にまでなったものの、人気や活動が長続きしなかった「一発屋」のケースがいくつかある。その一例が、一世を風靡したバドワイザーの "Wassup"CMに出演した男たちだ。

作中で彼らが言い合うセリフ"Wassup"(調子はどう?)は流行語になり、彼ら自身も170万ドルを稼いで2001年の「セレブリティ100」にランクインした。(このCMの監督で出演もしているチャールズ・ストーン3世は現在も映画監督として活躍。また、2008年に同じ出演者たちを起用した大統領選キャンペーン動画を制作している)

トーク番組の司会者として一時はオプラ・ウィンフリーを凌ぐ勢いだったジェリー・スプリンガーも、「セレブリティ100」入りは1999年の一回きりだ。スプリンガーが950万ドルを稼いでランクインした翌年、ウィンフリーは1億5000万ドルを獲得。20年間を通じて16回ランク入りしている。

70年代から活動する大御所バンドのKISSも、1999年に始まった「セレブリティ100」のリストにおいては「一発屋」に位置付けられる。彼らは2001年に2450万ドルでランク入りした。今よりも音楽業界の仕組みがシンプルだった頃の話だ。

アスリートでは、セルビア出身のプロテニス選手、アナ・イバノビッチやNBA選手のドワイト・ハワードが一度だけランクインしている。イバノビッチは世界ランキング1位に輝いた翌年の2009年に1000万ドルで90位になり、ハワードはオーランド・マジック在籍時の2011年に59位に入った。ハワードは現在もスター選手の1人であり、7月にワシントン・ウィザーズと高額の契約を結んだばかりだ。

編集=海田恭子

記事が気に入ったら
いいね!しよう

LIKE @Forbesjapan

Forbesjapanを
フォローしよう

FOLLOW @Forbesjapan

あなたにおすすめ

合わせて読みたい