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グローバル化とインターネットの普及がもたらしているのは富だけではない。交流が容易になったことで、富豪たちの「人間関係」も急速に接近している。


今回で32回目となるフォーブスU.S.が発表した「ビリオネア・ランキング」。史上初となる計2208人がランクインし、昨年の2043人から大幅に増えている。平均資産は41億ドルでこちらもやはり新記録。資産総額は9兆1000億ドルで、昨年の7兆7000億ドルよりも大幅増。そのうち、自力で10億ドル以上を稼いだビリオネアの数は1490人。昨今の世界的な起業家熱もあってか、昨年の1371人からジャンプアップしている。

「スーパーリッチはますます裕福になり、その格差は広がっている」と、フォーブスU.S.でランキングを統括しているルイーザ・クロールとケリー・A・ドーランは指摘する。実際、上位20人の合計資産は1兆2000億ドル。これは全体の13%を占める。富める者がますます裕福になる構図がさらに進んでいる。

国別でビリオネアの数を見ていくと、中国の躍進が目立つ。世界最大の人口を抱える同国の市場は圧倒的で、近年のテクノロジー企業の成長が創業者や経営者たちを裕福にしている。今年の「ビリオネア・ランキング」に登場した富豪の数は373人。昨年から54人も増加している。

新規ビリオネアが所属する産業の多くは小売りやエネルギー資源、不動産など伝統的な産業が中心だが、なかにはワインビジネスやスマートフォン部品製造、ゲノム解析など、現代中国を映し出す産業も。

しかも中国の場合は、98%が自力でビリオネアになった人々である。スタートアップが集中する経済特区の深センは41人の富豪を輩出しており、これは北京(62人)や上海(46人)に次ぐ数だ。

同じように、伸びているのがインド。マイクロソフトやグーグルのCEOがそれぞれインド人であるように、いまではインド最高の“輸出品“はIT人材と言われるほど、世界中に優れた技術者を多数送り出している。

文=フォーブスジャパン編集部

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