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franz12 / Shutterstock.com

求人・求職市場が変化していることは疑いがない。ひとつの仕事を覚えて40年間それに固執し、望ましい額の年金を得て退職するような時代は、既に終わった。

2016年の米労働統計局の統計によると、労働者がある仕事に就いてから転職するまでの平均期間は4.2年だ。また世界経済フォーラムによれば、2020年までに全産業における職場スキルの35%が変化する見通しだ。

職場では、新たなテクノロジーの進歩により特定の役割が時代遅れとなる事例が相次いでいる。こうしたイノベーションは不可避なものであるため、従業員をいかに訓練し、適切なスキルセットを保つかが、議論の的となっている。2016年の世界経済フォーラムでは、教育訓練の環境改善の必要性が主要な話題のひとつだった。それには、テクノロジーの進歩がカギとなる可能性がある、

働く人たちは、自分たちが常にスキルを磨いておく必要のあることは既に認識している。ピュー・リサーチ・センターの調査『米国の雇用の現状(The State of American Jobs)』によると、被雇用者の87%が、競争力をつけるために新たなスキルを学んだり、既に保有するスキルを磨いたりしたいと考えている。テクノロジーがそうしたスキル取得プロセスに“破壊”をもたらす一方で、良いニュースもある。それは、こうした急勾配の学習曲線に追いつくのが今後、より楽になるということ。以下に、職業訓練における重要な3つのトレンドを紹介しよう。

1. 対面教育の終焉

スキルソフトEMEA幹部のケヴィン・ヤングは、ニュースサイト「コンピューター・ウィークリー」への寄稿記事で、セミナーや講師による直接の教育訓練は、コストに見合わないと指摘している。「端的に言えば、全従業員の半数を研修参加のために出張させるのは、ビジネスとして合理的でない。私たちは直感的に、教育は面と向き合って行う必要があると考える。しかしテクノロジーの進歩により、ビデオリンク、バーチャルロールプレー、拡張現実(AR)、シミュレーションを利用して、この大部分をバーチャルに実現できるようになった」

ほとんどの人たちは、対面で教育を受けてきており、この習慣を崩すのは容易でない。しかし、新たなテクノロジーの進歩により、従業員はバーチャルに自らのスキルを磨くことができる。リモートラーニング(遠隔学習)にはまた、いつでもどこでも、誰もが忙しいスケジュールの合間に受講できるというメリットがある。

編集=遠藤宗生

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