黒川温泉(熊本県)
標高700メートルの渓谷に位置する黒川温泉は、九州で最も人気の温泉の1つに数えられる。複数の泉質が楽しめるため、必ずお気に入りが見つかるはずだ。疲れやストレスを和らげたいなら弱酸性単純泉、美肌効果を求めるならば弱アルカリ性単純泉か炭酸水素塩泉。デトックスなら硫黄泉、冷え性には塩化物泉、高血圧には硫酸塩泉が良いとされている。どの泉質を選んでも体が回復すること間違いなしだ。
ビンチャウ温泉(ベトナム)
ビンチャウ温泉は世界観光機関(WTO)のエコツーリズムスポットにも選ばれた。複数の温泉で体を休めることが可能で、温泉卵を楽しめるスポットもある。ビンチャウの温泉には雲母や硫黄、塩素、ナトリウムなどのミネラルが豊富に含まれている。また、泥風呂やマッサージなどでヒーリング効果も期待できる。
ファーン温泉(タイ)
タイのチェンマイ県ファーン郡にあるファーン温泉では、地下の花崗岩から湧き上がる90~100℃の高温の源泉が楽しめる。なかでも、特筆すべきは硫黄の匂いを放つ間欠泉だ。ファーン温泉は発電にも使われており、個室の温泉やネイチャー・ウォークも楽しめるリラックス感たっぷりのスポットとなっている。心も体も喜ぶ温泉体験を求めているならおすすめだ。
温陽(オニャン)温泉(ソウル)
韓国最古の温泉として知られる温陽温泉は、1300年の歴史を持つとされるが、実際に温泉として機能するようになったのは約600年前からと伝えられる。李氏朝鮮時代には世宗をはじめとする国王が体を休めたり、病の治療に訪れたりしたという。ラジウムを豊富に含む57℃ほどの弱アルカリ泉で、様々な効能が期待できる。宿泊するなら温陽最古の温陽観光ホテルがおすすめだ。ここは韓国最大の温泉リゾートとなっており、露天風呂なども完備している。