知らずに職場の嫌われ者に? 気をつけるべき9つの癖

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5. 解決策を提示せず、批判するだけ

あなたは同僚の成果にいつも口を出してばかりだろうか? フィードバックを求められたときに意見を述べることは有益だが、批判するときは必ず「Xは良くないので、Yを試してはどうでしょう」のように提案も述べること。この追加の努力をしない人は多く、フィードバックを受ける側は大きな不満を持つようになる。

6. 会議ばかりしたがる

貴重な時間を無駄にすることほど、同僚に嫌われる行為はない。メールで解決できる問題なのに、わざわざ会議を開こうとしないこと。会議の数を制限して同僚の時間を尊重すれば、不満は劇的に減る。

7. 悲観的な態度を取りがち

悲観的な人のそばにいたがる人などいない。こうした態度は有害な職場環境を作り出し、生産性と幸福度が伸び悩む原因となる。職場で頻繁にネガティブな発言をして同僚を不快にさせ、全員の足を引っ張る代わりに、どのような状況にも良いところを見出すようにしよう。

幸せは、悲観的な空気と同じくらい周りに大きな影響をもたらす。ポジティブな空気を広げれば、職場全員の気分を改善できる。

8. 進歩よりも既存のプロセスを重視する

プロセスは確かに大事だが、同僚がほんの少しそれに変更を加えたことをうるさく追及すれば、創造性を抑え込んでしまう。歴史上重要なイノベーションの多くは、過去に固執することではなく、既存のプロセスを一新することにより生まれたものだ。劇作家のジョージ・バーナード・ショーはかつて「変化なしに進歩することは不可能」と述べた。既存のプロセスを重視し過ぎて、真の目標が進歩だということを忘れないように。

9. 自分の利益ばかり考える

自分の利益だけを考えているときは、周りにもそれが分かる。現在、労働力の大部分を占めるミレニアル世代の94%は大義のために働きたいと思っており、この点はより一層重要となる。自己中心的な態度を取れば同僚は離れ、仕事もうまく行かなくなる。自分以外のことまで考えるようにすれば、職場や世界に良い影響を与えられる。

悪い癖を直せば周りと良い関係が築ける上、より幸福で生産的な人になれる。同僚としてより良い存在になれば、職場の全員の利益になる。

翻訳・編集=出田静

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