5月に開催の開発者向けカンファレンス「Google I/O」でグーグルはアンドロイドの次期OS「Android O(オー)」を大々的に紹介すると見られている。次期OSではセキュリティ面の大幅な改善が期待されている。
ニュースサイト「Bleeping Computer」によると、Android Oではシステム系ではないアプリがシステムのアラートを表示できないようにする。これは身代金ウイルスへの対策で、悪質なプログラムがアラートを悪用することを食い止める。
仮にランサムウェアがシステムアラートのウィンドウを起動したとしても、ウィンドウ内に表示される“turn off(停止)”ボタンをタップすればランサムウェアを停止することができるようになる。
小さな変更のように思えるが、この措置により身代金ウイルスの被害はかなり減少するはずだ。しかし、Android Oの発表前にランサムウェアに対するセキュリティを強化したい人は、グーグルがすでに発表している強化方法を参考にするといいだろう。
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