「申し訳ありません。ですが…」──そう前置きすることは、今後のあなたの運命を悪い方へと向かわせる。何も間違いを犯していないときにわびることは、あなたを弱い人、簡単にクビにできる人のように見せるし、礼儀正しいことでもない。
それでも謝りたいなら、それでもいいだろう。ただし、以下に挙げる10の事柄については、絶対にわびる必要はない。
1. 存在感があることさまざまな意味で、私たちは3次元の存在だ。
2. 何でも知っているわけでないこと本当に何でも見通せる能力があるなら、宝くじで大金を当てて使っているはずだ。
3. 人間らしくいること私たちには生物としての機能があり、食事も睡眠も必要だ。だが、これは私たちに手がかかるということではなく、私たちが生きているということだ。
4. 誰かをおびえさせるほど才能があること(たとえ「ほんの少しの」でも)誰かの嫉妬心に気づくことがあるだろうか?あるならそれで十分だ。
5. 流行に乗らないことブランドが主張する相乗効果のマトリックス(あるいはスライドショーが売り込もうとするもの)が人生を変えるような魔法だとは思えないなら、きっとあなたは自分で思う以上に、物事がよく分かっている人だ。
6. 絶対時間・絶対空間の概念にとらわれていること同じ時刻に3つの場所にいる必要がある?そんなことは実現不可能だ。
7. 自分にできる以上の手助けをしないこと「自分が飲むコーヒーは自分で入れなさい!」と伝えること。
8. 月並みなことに感動しないこと誰かが実行して称賛を受けたことは、他の人もまねる。同じことばかりし続けてもらいたくないのに、褒め続ける必要はない。
9. 自分の直感を信じること暗くて気味の悪い道を進んで行く必要はないし、“捕食動物”がいる密室会議に参加する必要はない。
10. 大切に思う人たちのために立ち上がること正しいことをしたのにわびている人たちがいることには、もう「うんざり」のはずだ。