アメリカで最も給与のいい職種25 医療とテック関連が上位

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医療関連やテック業界で働けるのはいいことだ。先ごろ発表された最も給与のいい仕事(2017年版)に関する報告書によれば、どちらも給与面の条件がいい。

米キャリア情報サイトのグラスドアが発表した同報告書で、給与のいい仕事ナンバーワンだったのは総合内科医。年間の平均基本給は18万7876ドル(約2150万円)だ。

2位は薬局管理者で、平均基本給が14万9064ドル(約1705万円)。3位は、平均年収13万9272ドル(約1593万円)の弁理士だった。

全体的には、給与のいい仕事トップ25のうち11をテクノロジー分野、6つを医療分野の仕事が占めている。

「テック業界と医療業界が、トップ25の仕事の半分近くを占めている。この調査結果は、より高度な教育と需要の高いスキルを求めながら米国内最速ペースで雇用が創出されている部門の仕事が、より高い給与を支払う傾向にあることを示している」と、グラスドアの主任エコノミストは指摘する。

「だが、給与は就職希望者が就職先を選ぶ際に検討する主な要素の一つではあるが、必ずしも長期的な仕事満足度につながるとは限らない。従業員の長期にわたる仕事満足度を実現するために雇用主が重視すべきは、上司の優れた指導力や前向きな企業文化・価値観、明瞭な昇進のチャンスだ」

グラスドアでは、過去1年に同サイト上で共有された、アメリカを拠点に働く従業員たちの給与報告を基にリストを作成した(少なくとも100件の報告がある職種のみが対象)。同社が作成した2017年の給与トップ25職種は以下のとおり。

1. 総合内科医:(年間の平均基本給)18万7876ドル
2. 薬局管理者:14万9064ドル
3. 弁理士:13万9272ドル
4. 医療科学関連のリエゾン:13万2842ドル(約1520万円)
5. 薬剤師:12万5847ドル(約1440万円)
6. エンタープライズ・アーキテクト:11万2560ドル(約1288万円)
7. 総合内科医助手:11万2529ドル(約1287万円)
8. アプリ開発マネージャー:11万2045ドル(約1282万円)
9. R&D(研究開発)マネージャー:11万1905ドル(約1280万円)
10. 法人監事:11万855ドル(約1268万円)

11. ソフトウェア・エンジニアリング・マネージャー:10万9350ドル(約1251万円)
12. ITアーキテクト:10万5303ドル(約1205万円)
13. ソフトウェア・アーキテクト:10万4754ドル(約1199万円)
14. 上級看護師:10万4144ドル(約1191万円)
15. ソリューション・アーキテクト:10万2678ドル(約1175万円)
16. データ・アーキテクト:10万2091ドル(約1168万円)
17. 保険数理士:9万9507ドル(約1139万円)
18. ITプログラム・マネージャー:9万8883ドル(約1131万円)
19. UXマネージャー:9万8353ドル(約1125万円)
20. システム・アーキテクト:9万7873ドル(約1120万円)

21. 工場長:9万7189ドル(約1112万円)
22. スクラムマスター:9万5167ドル(約1089万円)
23. ファイナンシャル・プランニング&アナリシス・マネージャー:9万4862ドル(約1085万円)
24. 原子力技師:9万4852ドル(約1085万円)
25. 弁護士:9万4695ドル(約1084万円)

編集=森美歩

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